熊本市中央区白山|新水前寺駅|味噌天神前駅|医療法人前田会|前田内科医院|高齢者複合施設おはな

  • HOME
  • 理事長の想い
理事長の想い

医院方針

医院方針

ご自身で病状を把握できるよう、目で見て分かる説明に努めています

当院は、患者さんと一緒に経過を確認しながら治療を進める方針です。そのため、患者さんに病状を分かりやすくお伝えするため、数値をお見せして説明するように努めています。例えば、ぜんそくの場合、呼気中の一酸化窒素濃度測定器を導入しており、肺機能検査の数値で説明します。

その他、脈派を測って血管年齢を提示したり、血管の硬さを測って症状が改善しているかをお見せしたり、パンフレットや映像を用いて視覚的な説明したりすることで、理解しやすいようにと思っています。

また、患者さんのさまざまな負担に配慮した対応も大切にしています。例えば、内視鏡検査を初めて受診する方は不安かと思いますが、優しく丁寧にお声がけをしながら、より負担の少ない方法を選択するようにしています。さらに、患者さんをできるだけお待たせしないよう、診察前にできる検査などがあればスタッフがスムーズにご案内いたします。

私について

重症化したぜんそくの脅威を目の当たりにし、早期診断の大切さを痛感

当院は内科の医師であった父が開院してから約60年以上の歴史があり、私が2代目となります。大学卒業後に入局した大学病院の内科は、呼吸器と神経、消化器を扱うところでした。特に呼吸器が得意な先生が多くいらっしゃる環境だったことから、自然と呼吸器の診療に携わる流れになり、今に至ります。

大学病院や総合病院で呼吸器を主に診てきた中で今でも印象的なのは、40代女性が心肺停止状態で救急搬送されたときのことです。ぜんそくでも重症化するとこういう状態になってしまうのか、という光景を目の当たりして、早期のうちから継続的に治療することの大切さを痛感しました。

こうした経験から、今では呼吸器の病気の早期診断・治療に力を入れています。なお、当院で対応できない場合でも、迅速によりよい治療環境へとご案内できるよう、近隣の総合病院などとの連携もしっかりと行っています。

患者さんへの想い

患者さんへの想い

お話をじっくりと伺うのが診療の基本。身近な家庭医を目指しています

身体のことなら、どんなことでも相談できるホームドクターを目指し、スタッフと協力して患者さんが相談しやすい雰囲気づくりに努めています。何科に行けばよいか分からない時でも、症状に見合った治療環境へとご案内したいと思っています。

また、患者さんの未来を見据えて、必要な治療を続けていただけるような説明に努めています。例えば、多くの方がぜんそくの症状が改善すると治療をやめてしまいます。しかし、それにより将来のリスクが高まる可能性があるからです。

そして、父が大事にしていた患者さんのお話をじっくりと伺うこと。それを受け継ぎ、病気の小さなサインなどを見逃さないように心がけています。病気と関係あるか分からないようなことでも、お気兼ねなくお話しください。ご自身の症状をうまく説明できない場合は、こちらから問いかけて状態を丁寧に伺っていきますので、お気軽に相談いただければ幸いです。